タイトルがもう恥ずかしい。
自分で執筆していないタイプのタレントの自伝かな?
でもいいんです。
なにせ、人間の推しの、初、単独、ライブ(※)、ツアーの初日に参戦できたのだから。
…推しの所属事務所は頑なに「ライヴ」と表記するスタンスなんですが、私のこれまでの生き様がそれを許さない(?)ので通常表記とします。
2021年4月25日(日)、イ〇ミティ大ホール。7列34番。
チケットは電子(入場時に専用アプリのバーコード読取)なので紙チケなし。
チケットの記念撮影したかったけど、そういうスマートっぽいの好きだよね、あの事務所(知らんけど)。
実は特定の知人に遭遇するリスクを孕んでいたので結構ビビってたんですが、私側からは最後まで視認することはなくてホッとした。
でもちょっとさ!!公演中、客席めっちゃディスプレイ大画面に映すじゃん!!
あれ本気でやめてほしいトラウマだ!!円盤に残ったら死んでも死にきれない。
出演作品からも容易に想像つくでしょうよ、客層的に、そういうの歓迎されないであろうことは…!!
…さっそくディスりになってしまったので戻ります。
早すぎず遅すぎず会場に着いたら、それなりに並んでいた。昼夜参戦も多かったのかも。
チケットはペンラ付とペンラなしが選択できたけど、twitterによると物販が結構…で、ペンラも買えない人がいたとかいないとか。
この日はツアー初日なんだから普通にペンラ付チケット買っておけばいい話じゃんと思ってましたが、複数持ちを想定してなかったな。
普通に一人で4本も8本も使う人がいるのは知っててもそれがスタンダードとは思わないじゃんっていう。
ちなみに私は夜公演に参戦。暗くなれば人目も大丈夫だろうというビビリ心を発動したせい。
そして開演。
始まりは真っ白の、スワロ的な石が付いたザ・王子様衣装で、大きなディスプレイの中央が割れて登場する推し。空気が一瞬で大変なことになったのが分かる。
ディ〇ニー仕事の時のタキシードと似ててめちゃめちゃかわいい。キラキラ。スター性がすごい。
私の推しはこんなにも最高なんだぞと全世界に知らしめたいような、
一方で隠しておきたいような最高の気分。あと髪型とメイク今回めっちゃ良いですね。
そしてびっくりするほど連続で休憩なく何曲も歌って踊る。
あんさんぶるスターズで英智が言うところの「最高の歌と踊り」ってやつを。
すごいな!?? 私の推し、すごいんだね!?!?!
こんなにも顔がかわいいのにスキルメンなんですよ!??!
以前に別の舞台とかでスタミナが心配になることがあったけど(相当ハードな舞台ではあった)、今回はバテたり声が嗄れた様子や、ボーカルのかぶせが悪目立ちするような様子も取り立てて見えなかった。
(すごく消耗はしてたようなので水は舞台袖でもしっかり飲ませてあげているといいんですが。給水タイムをエンタメとして扱う弊害よ。)
…これは勿論推し自身の成長や努力やプロとしての調整の賜物は多分にあると思うんですが、運営サイドが、推しのステータスやコンディションを把握した上でアラが目立たないように、かつ長所が目立つように設定してくれるのが嬉しい…!!
(ダンサーや前撮り映像の活用、音源の調整とか? ファンミじゃないから司会者とかゲスト用意しなかったんだろうな~)
2つ目の衣装は落ち着いた黒めの衣装。
最初は上着を着た状態でスローテンポの明るい曲を歌い、その後上着を脱いで暗めの曲を歌ったんだけどそれがまた似合う。
明るい曲と暗い曲が対になっているからどうしても暗め曲の方がリアルに感じやすいんだけど、曲調でいえば私は前者の方が好きなハズなのに、生で後者がはじまった時のコレダヨコレ~~~~~~!!!!という待ってました感がすごかった。
3つ目はまさかの青みピンクのスポーティーな衣装!!かわいいな!!!!
リリイベ衣装に近いテイストで、幅広のテープがいっぱい付いているから踊るとたなびいて綺麗。
これを着て歌ってる時間が一番長かったし、MCもこれに着替えたタイミングで出てきたからもうか~わい~~~~としか言えない。
トークは他愛もない感じ(宿のシャワーの使い方とかウーバーイーツを使ったとかそんなの)でしたが客席はオタクなので大盛り上がりだった(なぜかここになって冷静になる自分)。
でも中途半端にライブにありがちなご当地名物トークしないのも誠実さを勝手に感じた。
その後はライブ用に用意されたっぽいアップテンポの3曲。
私この曲たちアルバムで初めて聴いた時まじか~~推しにしてはチャラいな~というか
推し、これどういう顔して歌うんだべ…(?)と思ったものでしたが全然楽しかった。
確かにちょっと照れはしましたけれども下記の件でそれどころじゃなかった。
だから!!ここで!!客席を映すのをやめてくれ~~~~~~~!!!!!
事前に推し自ら振付をレクチャーしてくれたのは嬉しいが、身振り手振りとか、リズミカルな拍手とか、大写しになるカメラにヤバイ顔して映らないよう回避したりとかで客席のオタクは忙しい。
願わくば醜い私のことは絶対に映さないで推しの顔を見るのに集中させてほしい。
その後アンコールで4つ目の衣装と新曲。
衣装は青のライブTを加工してノースリーブにしたものだけど結構ハラハラした。
オタクの心は忙しいよ。本来は喜ぶべきなのかが分からない。
この衣装制作にあたってどの程度討議したものか(推しの意見はどこまでだったのか)私はぜひ聞きたいですよ。
そしてサプライズの新曲披露。初見タイトルとロゴは一体なんなんだ??と思ったけど
その日の夜に音源配信開始だったのでポチって聴きこむと段々好きになってきた。また作詞もしたんだ!! 後日歌詞を見てまた照れる私。
公演終了。会場を出たら記念撮影をする方々が結構残ってた。
そういえば、私らの座席の斜め前方左にいた「ガチ」感のある方にばかり目がいってしまったが、きっとあれはガッツってやつなんだろうな…
推しに覚えてもらうことに何よりも真剣な感じが怖くもありすごいなとも思った。
会場を出たら20時頃だったけれど、このご時世なので飲食店が本当にどこもやってない。
中心部に戻ってみても同様で、ようやく灯りがついている松屋を見つけ入ろうとするもテイクアウト限定だったので仕方なくカレ牛を買い帰宅後食べる。
今回は同行人もいたのにお茶すらできなかったのでファミマに寄って抹茶ラテを買い、外で飲む。つくねも食う。結果から言うとつくねは蛇足だった。
現場は去年の10月以来だった。当然いろいろ懸念があるから大っぴらには言いませんが、行って良かったと思う。
客席が近い方だったのでオペラグラスなしで推しが観られて幸せだったなあ。
来月もどうなるか分からないけど世界…よくなっててくれ…。